日本防炎協会

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防炎製品性能試験 よくある質問とその答え

防炎製品は、下の図に示す方法で消防法に定められた防炎性能基準を参考に認定委員会が定めた防炎性能基準に従って試験を行い、残炎時間、残じん時間等を測定し、基準に合格することが必要です。


防炎製品性能試験基準の要点(1)

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寝具類  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

  区分 側地類
(寝具用側地:ふとん側地、マットレス側地、毛布カバー等)
側地類
(敷布・カバー類)
試験基準 全種 熱溶融する物  
試験法(通称) 45°メセナミン法 45°コイル法 45°メセナミン法 水平たばこ法
試験体(注) 35×25cm~3体 幅10cm、質量が1 g になる長さ(20cmを超える場合は1gに満たなくても20cmとする)~3体 27×27cmの袋状の試験体に(※1)試験用ふとんを入れる
3体 6体(2体1組)
洗たく方法、他 水洗い洗たく(ふとん側地、マットレス側地)
水洗い洗たく促進法(毛布カバー)
水洗い洗たく促進法(袋状試験体)
試料調整 5 0 ± 2 ℃ 恒温乾燥器中2 4 時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
5 0 ± 2 ℃ 恒温乾燥器中24 時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
燃焼方法 火源
(炎の長さ)
メセナミン 接炎バーナー(45mm) メセナミン たばこ
加熱時間
略図
評価基準 炭化長
最大:7.0cm以下
平均:5.0cm以下
接炎回数:平均3回以上 炭化長
最大:10.0cm以下
平均:8.0cm以下
(炭化長透視的に測定)
炭化長
最大:10.0cm以下
残炎、残じんが1時間後ないこと

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  区分 ふとん類 毛布類
試験基準 完成品(ふとん、座ぶとん、マットレス、ベッドパッド、枕) 毛布、タオルケット、ベッドスプレッド
試験法(通称) 45°メセナミン法 水平たばこ法 45°メセナミン法(*2) 45°たばこ法(*2)
試験体(注) 25×25cmに詰物を入れる
洗たく前35×25cm~3体
洗たく後35×25cm~3体
洗たく前
20×15cm~12体(4体1組)
洗たく後
20×15cm~12体(4体1組)
3体 6体(2体1組)
洗たく方法、他 水洗い洗たく及びドライクリーニング((*3)毛布、ベッドスプレッド)
水洗い洗たく促進法(タオルケット)
試料調整 5 0 ± 2 ℃ 恒温乾燥器中2 4 時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
5 0 ± 2 ℃ 恒温乾燥器中2 4 時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
燃焼方法 火源
(炎の長さ)
メセナミン たばこ メセナミン たばこ
加熱時間
略図
評価基準 炭化長
最大:10.0cm以下
平均:8.0cm以下
(炭化長透視的に測定)
炭化長
最大:10.0cm以下
残炎、残じんが1時間後ないこと
炭化長
最大:12.0cm以下
平均:10.0cm以下
1時間後残炎、残じんがなく、周辺端部に達しないこと
  • (注)洗濯方法:ドライクリーニングは、すすぎ2回を行う。(2013.4.1より実施)

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衣服類  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

試験基準 区分 布地 完成品
試験法(通称) 鉛直メタンバーナー法
試験体(注) 8.9×25.4cm、布地部分~5体(たて及びよこ方向3体ずつ計6体採取し、そのうち5体試験)
布地 縫い目、ヘリ(Hem)又は飾り(Trim)部分~各2体
洗たく方法、他 水洗い洗たく及びドライクリーニング(*3)ただし、ドライクリーニングは温水処理し乾燥後に行う
試料調整 50±2℃恒温乾燥器中24時間又は105±2℃恒温乾燥器中1時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
燃焼方法 火源
(炎の長さ)
メタンバーナー(38mm)
加熱時間 3.0±0.2秒
略図
評価基準 炭化長
最大:25.4cm未満
平均:17.8cm以下
炎滴着火性ガーゼの着火がないこと
  • (注)洗濯方法:ドライクリーニングは、すすぎ2回を行う。(2013.4.1より実施)
  • (注)試料の大きさは種類によって異なりますので、申請の際にご確認下さい。
  • (*1)試験用ふとん:綿側地/綿詰物
  • (*2)毛布類にあっては、洗たく処理の前後に防炎性試験を実施する。
  • (*3)水洗い洗たく又はドライクリーニングのいずれかについて、適用できない旨の表示を行うこととするものにあっては当該適用できないものとする洗たく方法については除く。

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防炎製品性能試験基準の要点(2)

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テント類、シート類、幕類、非常持出袋、自動車・オートバイ等のボディカバー薄手布〈厚手布〉、襖紙・障子紙等、祭壇用白布、防護用ネット、木製等ブラインド(注)  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

試験基準 区分 全種 着炎する物 熱収縮する物 熱溶融する物
試験法(通称) 45°ミクロ〈メッケル〉バーナー法 45°たるませ法 45°コイル法
試験体 35×25cm~3体 35×25cm~2体 35×25cm~3体 幅10cm・質量が1gになる長さ(長さが20cmを超える場合は1gに満たなくても20cmとする)~5体
洗たく方法、他 温水浸漬(50±2℃×30分)(非常持出袋、自動車・オートバイ等のボディカバー、防護用ネット及び屋外で使用するテント類、シート類、幕類)
試料調整 50±2℃恒温乾燥器中24時間又は105±2℃恒温乾燥器中1時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
燃焼方法 火源
(炎の長さ)
製品質量450g/m2以下:ミクロバーナー(45mm)
450g/m2超える:メッケルバーナー(65mm)
接炎バーナー(45mm)(ミクロバーナーに接炎バーナーを装着)
加熱時間 1分〈2分〉 着炎後3秒〈6秒〉 1分〈2分〉
略図
評価基準 残炎時間:3秒〈5秒〉以下
残じん時間:5秒〈20秒〉以下
炭化面積:30cm2〈40cm2〉以下
炭化長:20.0cm以下 接炎回数:3回以上
  • (注)薄手布:450g/m2以下、厚手布:450g/m2を超えるもの(<>に示す)。防護用ネットは引き揃えて網目を閉じた状態で試験する。試験体サイズ、製品質量は引き揃えて網目を閉じた状態の値とする。

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防災頭巾等  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

試験基準 区分 側地 詰物類 完成品
中わた等 プラスチック発泡体
試験法(通称) 寝具用側地に同じ 45°メセナミンバスケット法 45°メセナミン法 45°エアーミックスバーナー法
試験体 10g~3体 15×10×2cm~3体 40×22cm~4体
洗たく方法、他 洗たく前と
水洗い洗たく
水洗い洗たく及びドライクリーニング(*1)
ただし防炎処理加工された中わたに限る
水洗い洗たく及びドライクリーニング(*1)
試料調整 寝具用側地に同じ 5 0 ± 2 ℃ 恒温乾燥器中2 4 時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
50±2℃恒温乾燥器中24時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
燃焼方法 火源
(炎の長さ)
メセナミン メセナミン エアーミックスバーナー(24mm)
加熱時間 90秒
略図
評価基準 炭化長
最大:12.0cm以下
平均:10.0cm以下
(炭化長透視的に測定)
残炎時間:20秒以下
炭化長
最大:10.0cm以下
平均:8.0cm以下
耐衝撃性能試験あり
  • (注)洗濯方法:ドライクリーニングは、すすぎ2回を行う。(2013.4.1より実施)

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マット類  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

試験基準 区分 材料・完成品
試験法(通称) 45°エアーミックスバーナー法
試験体 40×22cm~6体
洗たく方法、他 温水浸漬(50±2℃×30分)(カーマット、祭壇マット、灰皿マット)
水洗い洗たく(キッチンマット、バスマット、洗面マット、トイレ足マット)
試料調整 50±2℃恒温乾燥器中24時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
燃焼方法 火源
(炎の長さ)
エアーミックスバーナー(24mm)
加熱時間 30秒
略図
評価基準 炭化長
最大:10.0cm以下
残炎時間:20秒以下

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布張家具等  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

試験基準 区分 側地 完成品
試験法(通称) 45°エアーミックスバーナー金網法 クレビスたばこ法 クレビスバーナー法
試験体 35×25cm~3体 30×30×(7.5±1)cm~座部及び背部の全ての種類の組み合わせを3体ずつ
(背部を有さないものは座部3体)
洗たく方法、他 温水浸漬(50±2℃×30分)
水洗い洗たく及びドライクリーニング(脱着式の側地*1)
試料調整 50±2℃恒温乾燥器中24時間又は
105±2℃恒温乾燥器中1時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上
50±2℃恒温乾燥器中24時間 又は
105±2℃恒温乾燥器中1時間

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上又は
シリカゲル入りプラスチックフィルム袋中2時間以上
燃焼方法 火源
(炎の長さ)
エアーミックスバーナー(24mm) たばこ エアーミックスバーナー(24mm)
加熱時間 30秒 30秒
略図
評価基準 炭化長
最大:7.0cm以下
平均:5.0cm以下
1時間以内において発炎及び進行するくすぶりが認められないこと
残炎時間:120秒以下
残じん時間:120秒以下
内部において発炎及び進行するくすぶりが認められないこと
  • (注)洗濯方法:ドライクリーニングは、すすぎ2回を行う。(2013.4.1より実施)

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ローパーティションパネル、展示用パネル、祭壇、災害用間仕切り等  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

試験基準 区分 全種
試験法(通称) 45°メッケルバーナー法
試験体 29×19cm(天地方向)~3体
洗たく方法、他
試料調整 50±2℃恒温乾燥器中24時間放置後

シリカゲル入りデシケーター中2時間以上放置
燃焼方法 火源
(炎の長さ)
メッケルバーナー(65mm)
加熱時間 2分
略図
評価基準 残炎時間:10秒以下
残じん時間:30秒以下
炭化面積:70cm2以下
加熱終了より15分後に発炎及びくすぶりが認められないこと。
  • (*1)水洗い洗たく又はドライクリーニングのいずれかについて、適用できない旨の表示を行うこととするものにあっては当該適用できないものとする洗たく方法については除く。

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防炎製品性能試験基準の要点(3)

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防火服  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

性能試験項目 区分 A-I型 A-II型 B-I型 B-II型
試験方法と性能基準
洗たく方法 水洗い洗たく
洗たく収縮性 ISO 5077
寸法変化率±5%〈±3%〉以内
防炎性
(火炎伝播性)
ISO 15025
端部への火炎伝播・貫通・着火又は溶融滴下しない
残炎時間2秒以下
残じん時間2秒以下
熱伝達性
(火炎暴露)
ISO 9151
熱伝達指数HTI24 9〈13〉以上
HTI24-HTI12 平均値3〈4〉以上
熱伝達性
(放射熱暴露)
ISO 6942
放射熱伝達指数RHTI24 10〈18〉以上
HTI24-HTI12 3〈4〉以上
熱伝達因子TF 0.7〈0.5〉以下
耐熱性 ISO 17493
溶融、滴下、分離又は発火しない
収縮率5%以下
液体化学薬品
浸透性
ISO 6530
反発指数80%超
表面から裏面に浸透しない
耐水性試験 JIS L1092:1998
耐水度試験(静水圧法)B法(高水圧法)
耐水度294kPa以上
略図

防火服表地  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

性能試験項目 区分 A-I型 A-II型 B-I型 B-II型
試験方法と性能基準
洗たく方法 水洗い洗たく
洗たく収縮率 ISO 5077
寸法変化率±5%〈±3%〉以内
防炎性
(火炎伝播性)
ISO 15025
端部への火炎伝播・溶融又は滴下しない
残炎時間2秒以下
残じん時間2秒以下
引張強さ ISO 5081
450N以上 850N以上 1,200N以上
引裂強さ ISO 4674
25N以上 50N以上 40N以上 100N以上
表面湿潤性 ISO 4920
撥水度4以上
帯電性 JIS L1094
帯電電荷量7μC/m2以下
略図
防火服の種類
A-I型
(編地/銀面)
消防団員、自衛消防隊員等
  • セパレート型
  • コート型
B-I型(織地/生地表)
A-II型
(編地/銀面)
消防吏員、消防団員
  • セパレート型 ・カバーオール型
  • 内衣一体型
B-II型(織地/生地表)

  • (注)防火服性能基準の<>内は、A-II型、B-II型の基準を示します。

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活動服  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

性能試験項目 区分 K-I型 K-II型
試験方法と性能基準
洗たく方法 水洗い洗たく
防炎性 JIS L1091 A-4法
加熱時間12秒
溶融又は滴下しない
残炎時間3秒以下
残じん時間5秒〈3秒〉以下
炭化長25cm〈10cm〉以下
酸素指数 JIS L1091 E法
酸素指数26〈29〉以上
耐熱性 JIS T8023 180℃×5分
熱収縮率10%〈5%〉以下
引張強さ ISO 5081
JIS L1096 A法
ラベルドストリップ法
引張強さ650N〈700N〉以上
引裂強さ ISO 4674:1977 A-2法
JIS L1096 A-1法
シングルタング法
引裂強さ20N以上
帯電性 JIS L1094 C法
帯電電荷量7μC/m2以下
略図

作業服  ※各略図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。

性能試験項目 区分 ボトム・ジャケット シャツ
試験方法と性能基準
洗たく方法 水洗い洗たく
防炎性
ISO15025
溶融又は滴下しない
端部への火炎伝播なし
穴が開かない
残炎時間2秒以下
残じん時間2秒以下
耐熱性 JIS T8023 180℃×5分
熱収縮率5%以下
引張強さ
(ニット地除く)
JIS L1096 A法(ラベルドストリップ法)
300N以上 200N以上
引裂強さ
(ニット地除く)
JIS L1096 A-1法(シングルタング法)
or
D法(ペンジュラム法)
13N以上 10N以上
破裂強さ
(ニット地のみ)
JIS L 1096 A法(ミューレン形法)
200KPa以上
帯電性 JIS L1094 C法
帯電電荷量7μC/m2以下
略図

  • (注) 活動服性能基準の<>内は、K-II型の基準を示します。 K-I型:消防団員用 K-II型:消防吏員用

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