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防炎(ぼうえん)普及啓発ポスター全国に15万枚配布

平成28年10月、公益財団法人日本防炎協会(理事長 丸山 浩司)は、秋の全国火災予防運動にあわせ、「防炎」を普及啓発するためのポスターを作成しました。今年は、リオ2016パラリンピック日本代表選手として陸上400mで銅メダルを獲得した日本体育大学の辻 沙絵(つじ さえ)さんをモデルに起用しました(撮影 越智 貴雄さん)。

当協会のポスターは、3年連続して障害を持つアスリートをモデルに起用しており、アスリートの挑戦する姿が、「防炎」がもつ火災に打ち勝つ強いイメージと重なり毎年好評を得ております。このポスターは全国の消防本部等を通じて配布され、全国の主要な公共施設、駅、商業施設などに掲示される予定です。

~防炎について~

防炎品は、火災発生を防止、延焼拡大を抑制または阻止する効果があり、初期消火や避難などの火災対応を行う貴重な時間的余裕をもたらします。消防法の規制がかかっている建物等では、火災被害低減に役立っていますが、住宅では、依然として毎年大勢の方が、被害に遭われています。特に高齢者世帯の割合が高く、発火源が身の回りの衣類や布団等の可燃物に着火し、逃げ遅れてしまう例があります。住宅防火対策を推進するために、身の回りを防炎化することが大切であり、当協会では、衣服類・寝具類・布張り家具類等多く認定しています。

~防炎品普及のための具体的な動き~

当協会では、全国の消防機関と連携し、防炎品の普及促進を行っています。火災予防運動等で、防炎普及啓発ポスターの掲出をはじめ、地域の防災を担う消防機関が行う住宅防火対策事業への支援を通じて広く防炎品の普及促進を行っています。また、小学校や中学校の授業用防炎教材として作成したDVDを全国の希望する学校に寄贈しているほか、特別支援学校の調理実習授業での活用のために防炎エプロン等を寄贈しています。

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